黒と白の彼女

遠い昔

もとは飼い猫だったような野良猫のおねえさんが

うちの猫になった

黒と白の彼女は、ハチワレ猫だったのか

 

 

とても賢く優しい彼女は、少し遠慮がち

その遠慮に過去がうかがい知れて

少し悲しくなる

もっと甘えていいのよと悲しくなる

 

 

だから私は、なるべく子猫のうちから育てたい

遠いあの日からそう思うようになった

少し辛いから。