ハチワレ猫の彼
突然 愛猫が亡くなり 私の日常は一変する。
家に居たくない
呼吸の仕方が、わからない
日が暮れるだけで気分が悪い
あげればキリがない。
フラフラと近所を散歩する。
雑貨屋さんがある
小さな猫のネックレスを手に取る
店の人が、話しかけてくる
ありがたい、私は誰かと話したい。
彼女も最近 猫を亡くしたらしい。
そして すぐに新しい保護猫を迎えたそうだ。
「捨てられた猫を1匹でも救いたいと思う」
優しくキッパリと 言葉に迷いがない。
私は、泣いている
彼女も 泣いている
近くに保護猫カフェがあるので 一緒に行きましょうかと
誘ってくれる。
その言葉がとてもうれしく 猫たちに会いに行く。
そのカフェで、抱いてもいいよと
すすめられたのが ハチワレ猫だ。
こういう柄は、ハチワレというのか。
仮面のような顔だなー
私も地球上の猫を1匹でも救うことを考えてみようか
この子を迎えるのか
正直まだそんな気分になれない。
あの子以外は イヤなのだ
私には、ムリのようだ。
そして 1ヶ月後 そのハチワレ猫は、我が家にやってくる。
小さな 私の相棒だ。